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ロボコンサークル「Ti-Robot」のメンバーが"Hack Aichi 2021"で企業賞受賞

2021.11.22

ハッカソン2021

(左から)吉野さん、淡島さん、参加メンバー代表の栗林さん、松本さん

愛知県大学対抗ハッカソン"Hack Aichi 2021"で企業賞「CKD賞」を受賞

※「ハッカソン」とは、ソフトウェアのエンジニアリングを指す「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、ITを活用して新たな製品?サービスの開発を競い合うイベントのことを言います。

  • 受賞者 豊田工業大学 工学部 先端工学基礎学科 2年 栗林 昂平 さん(代表)、淡島 大晴 さん、松本 一希 さん、吉野 草太 さん
  • 開発課題:「どうしよう? ニューノーマル」 
  • タイトル:「おしごとっち-ゲームライク在宅勤務評価サービス-」
  • 受賞日 2021年10月8日
  • 賞についての詳細
    審査を行った一部の協賛企業より個別に授与される企業賞の一つである「CKD賞」を受賞。
    ?愛知県大学対抗ハッカソン"Hack Aichi2021"概要
    ?愛知県ホームページ授賞式概要

本大会で開発した製品?サービスの概要

 Hack Aichi では、ハッカソン初日に発表される各協賛企業からの「課題」に対して、約 1 週間の期間で開発を行います。ロボコンサークル「Ti-Robot」のメンバーとして活動する栗林さんら4名のチームは、CKD 株式会社様の「どうしよう? ニューノーマル」という with コロナ?after コロナでの働き方の困りごとを課題として、それらを調査し解決できるような製品?サービスの提案を行いました。 実際に聞き込みを行うなど調査をすると、在宅勤務においてネックになっていたのは、管理者が在宅勤務者の状況を正確に把握することが難しく、業務内容を評価しづらいということでした。また、在宅勤務者目線では、監視されることへの抵抗感、モチベーション維持が容易でないという困りごとがありました。(図1)これらの困りごとに着眼し、双方の問題を解決できるような、在宅勤務における管理者?在宅勤務者を手助けするツールを開発しました。

図1

図1:在宅勤務での困りごと

 今回開発した「おしごとっち」は、ゲームに似た要素を取り入れることで監視されるという在宅勤務者のマイナス要素を払拭しつつ、管理者が在宅勤務者の評価をするのをサポートするツールで、キーボードやマウス操作、顔の表情などのログデータをもとに AI が働き具合をスコア化するとともに、在宅勤務者の仮想のキャラクターがスコアにより多様に進化することで同僚同士のコミュニケーションを促進します。(図2、3、4)

図2

図2:開発したツールの主な流れ

図3

図3:開発した実際のユーザ表示画面

図4

図4:システム構成図

受賞者のコメント

 今回が初めてのハッカソンで慣れない事ばかりで、とても苦労しました。また、他大学が修士や博士を含むチーム構成が多い中、私たちは学部 2 年生のみのチームでの挑戦だったので、企業賞を頂くことができて大変うれしく思っております。開発したツールに使用していた機械学習は、学部 2 年前期の「プログラミング技法」の講義で習得した内容を応用する形で実装しており、講義で習得したことを実世界で活かせる例になり、私たちの自信にも繋がりました。この大会への参加を機に、そのほかのハッカソンなどにも意欲的に挑戦し、活躍できたらと考えています。