『 対面開催未経験×コロナ対策×新キャンパスで初開催！？』
1-2年生を引っ張り、大学祭全体を盛り上げていく立場にある3年生自身が、オンラインでの天樹祭しか経験しておらず、かつコロナ対策も講じていかなければならないので、準備が大変になることは予測でき、従来よりも前倒しで約1年前から動き始めました。実行委員のメンバーを集めるところからのスタートでしたが、同じくオンラインでの天樹祭しか知らない2年生からはなかなかメンバーが集まらず、1年生を勧誘したり、同学年で声を掛け合いながら、なんとか70名近い実行委員を集めました。 いざ準備しようと思っても、具体的に何をすればよいのか自分自身が分かっておらず、指示が曖昧になったり、役割分担をはっきり示せなかったことなどもあり、メンバー全員を軌道にのせるまでが大変でした。それに加えて、コロナ対策のため参加を事前予約制にしたり、当初予定していた飲食模擬店が急遽中止になったりと、さまざまな対応を余儀なくされ、苦労の連続でした。 天樹祭の目玉となるステージ企画においても、当初は飲食模擬店と共にグラウンドにステージを設ける予定でしたが、飲食模擬店の中止もあり、熱中症対策や当日の天候なども考慮した結果、1カ月前に屋内の豊田喜一郎記念ホールで行うことに変更となりました。時間がない中で、担当メンバーが必死に調整してくれたおかげで、お笑い芸人やアイドルグループ、他大学の有志もたくさん出演し、当日は盛況に行うことができました。

『振り返ってみて感じること』
1年近くかけて取り組んできた天樹祭ですが、実行委員のモチベーションも性格もそれぞれ異なる中で、一つの目標に向かって人を動かしていく経験を重ねて、マネジメント力が身についたと思います。何もかもが手探りでしたが、そんな中でも自分で色々と調べて企画してくれるメンバーや、得意分野を生かして凝ったウェブサイトやパンフレットを制作するメンバーなどから多くの協力を得て、また学生部のサポートのおかげもあり、当日は想定していたよりもトラブルなく実施することができました。学祭実行委員は、学業との両立も大変ですが、来年はもっと学生主体で動かしていける天樹祭となるよう、後輩に頑張ってもらいたいと思います。